今回の横浜での上映は、初日から台風接近〜上陸となり、あいにく天候には恵まれませんでしたが、20日の最終日を無事に終えることができました。
どこの劇場でも最終日は決まって、開映寸前に駆けつける人がいるものですが、昨夜のジャック&ベティでも、3人ほどの方が息を切らして来てくださいました。ありがたいなあと思います。

20時25分きっかりに、支配人の梶原さんの呼び出しで登場した福間監督。一緒に挨拶に立つ予定だった主演の小原早織さんが、どうしても仕事から抜けられず来られなかったこともあってか、今夜の福間監督は気合いが入ってます!

『あるいは佐々木ユキ』は、2011年の3月4日に最後の撮影を終えて、その1週間後に起きた3.11の後しばらく経ってから編集に入りました。その作業は、やはりどこかでこの「事件」を意識させられながらだったと思う。映画の最後のところの、モノレールからの空と山の景色。この空は3.11以後につながっていくものだ、それを予感させるようにこの映画を終えることができたと思う。
福間監督はまずそう話しました。

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そして、2008年の『岡山の娘』、2011年の『わたしたちの夏』、今年の『あるいは佐々木ユキ』と立て続けに撮ったわけですが、それぞれに、映画のなかに詩をとりこむことを意識的にやってきた。うまくいってるかどうかは別として、自分ではやりきったかなと思うところもある。
いちおう「詩と映画」はこのへんで卒業して、今後はちがった展開を考えていこうと思っています。どんなものになるか自分でもまだわからないけど、ここまでで得たものが生きるような、また自分の個性が出せるような、そんな作品をつくっていきたいです。

福間監督にしてはめずらしい、たった5分の舞台挨拶。『ユキ』のポイントと次作への意欲を簡潔に語って、壇上を去りました。
1月に公開してから、9か月近くを経た『あるいは佐々木ユキ』は、ひとり歩きしはじめて、監督になにかを教えてくれているのでしょうか。
福間監督の頭のなかに、きっともう生まれているはずの新作のイメージ。ちょっとのぞいてみたいですね!
『岡山の娘』以来、ジャック&ベティにはいつもお世話になってきました。これからもどうかよろしくお願いします。

いらしてくださった皆さん、ジャック&ベティ支配人の梶原さん、副支配人の小林さん、そしていつも笑顔で迎えてくれるスタッフの皆さん、ほんとうにありがとうございました!

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宣伝スタッフ 若葉メリー